生で食べても美味しい不思議なナス
赤紫の皮に、ずんぐりとした胴周りでボリュームたっぷりのナス「ヒゴムラサキ」は、熊本の伝統野菜。「肥後の赤ナス」と呼ばれて親しまれてきた「熊本長ナス」を平成13年に県農業センターが品種改良して育成した新品種だ。熊本県阿蘇郡高森町は「ヒゴムラサキ」の熊本県一の産地。JA阿蘇南部営農センターの方によると、アクが無く、種が少なく、甘味があり、生で食べられるのが特徴で、高冷地・阿蘇で特有の昼夜の温度差で、一段と甘味も増すのだとか。もちろんナスを生で食べるなんて未経験だが、おそるおそるナスをかじってみると、何とも言えないりんごのようなさわやかな香り。食感もよくこれなら生で食べられると確信した。切ってそのままサラダにして食べても美味しそう。
今や野菜の季節感がすっかりなくなってしまったけれど、生でも食べられる「ヒゴムラサキ」も今が出荷のピーク。是非、お買い求めて熊本の「旬の味覚」を味わっていただきたい。
JA阿蘇南部営農センター ■0967-62-9833
【ヒゴムラサキが購入できるところ】
湧水トンネル直売店 ■阿蘇郡高森町高森1044-2 ■090-5745-9522
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ナス(ヒゴムラサキ)を使ったレシピ
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