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田川市石炭資料館
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田川市石炭資料館第1展示室。石炭のなりたちや石炭がどのようにして採掘されたか、また、炭鉱で働く人々の生活の様子を「石炭をつくった新生代の植物のイラスト」、「坑道のパノラマ」、「三井田川伊田坑の模型」、「手掘り道具」、「機械採炭道具」、「坑道のジオラマ」、「川ひらたの模型」、「炭住の模型」などを展示し炭鉱の歴史が一目でわかる。
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最後は嘉穂劇場に代表される芝居小屋の最盛期=石炭産業の最盛期を知ることができる田川市石炭資料館を訪れました。飯塚市中心部から車で約30分。国道201号線長浦交差点を右折、市役所下交差点を左折し国道322号線へ。田川小学校交差点を右折すると見えてくる茶色の建物が田川市石炭資料館です。
第1展示室の始めには三井田川伊田坑の模型が展示されています。田川市石炭資料館は三井田川伊田坑跡地に建っており、模型と現在の様子を頭の中で重ねあわせると“この場所がここかー”と感慨もひとしお。また、展示を見ていく中で特にビデオ映像による説明はとても分かりやすく、石炭産業を知らない世代でも「なるほどー!」と勉強になること間違いなし。
ここで見学路は屋外にある展示場へと進んでいきます。屋外の展示場にトロッコ等の大型機械や炭鉱住宅を再現した展示があります。整然と並ぶ大型機械の数々。ピンク色に塗られたトロッコや電気機関車はかわいくもあり、子供は喜びそうな展示です。
ふと目に留まった、まるで恐竜のような機械。これはロードヘッダと呼ばれる全断面掘進機。刃を取り付けた小さなドラムで切羽面を切りくずしながら、2本の掻寄腕で集めた石炭をコンベヤーに送り、後方の運搬設備に連続的に運ぶための機械だそうです。どうやらこれ1台で石炭が掘れてしまうという優れもので、発破の必要がなく操作も簡単というなんとも優れた機械です。他にも再現されている炭鉱住宅「産業ふれあい館」や敷地外の石炭記念公園には当時使われていた竪坑櫓(高さ約23m)や炭坑節で有名な2本の煙突(高さ約45m)が現存しています。
再現されている炭鉱住宅「産業ふれあい館」を覗いてみました。そこには仕事の後一杯酒を飲んでいる人が・・・、人形で再現されています。その人形を見て真っ先に思い浮かんだのは映画「幸せの黄色いハンカチ」の高倉健さん。今にも「不器用ですから」と言うセリフが聞こえてきそう。「幸せの黄色いハンカチ」は確か夕張の話で、同じく炭坑マンだったはず。
さて、館内に戻り2階へと進みます。2階の第2展示室には山本作兵衛氏が描いた炭坑記録画などが展示してあります。山本作兵衛氏は明治25年嘉穂郡生まれで、明治39年から昭和30年まで50年間も炭坑で働いた炭坑労働者。孫たちにヤマの生活やヤマの作業や人情を書き残しておこうと昭和32年から筆を手にして描いたのが炭坑の様々な記録画です。昭和59年没(92歳)。厳しい炭坑労働、何気ない日常など、描かれている絵はどれも迫力があり、当時の様子が詳細に伝わってきます。
第3展示室では「田川の歴史と民俗」をテーマに、田川地方で発掘された遺跡や歴史・民俗関係の貴重な資料が展示されています。田川地方には遠い昔から彦山川、中元寺川を中心に発達した先祖の歴史を物語る文化遺産が数多く残っています。中でもかわいらしい馬の埴輪は学術的に非常に注目されおり、ここでしか見ることができない貴重な文化財です。
石炭から郷土の歴史資料の展示まである田川市石炭資料館。大人から子供まで楽しめる施設です。なお、10月30日〜11月14日は国民文化祭の一環として無料・無休です。
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●お問い合わせ
田川市石炭資料館
住所:福岡県田川市大字伊田2734-1(石炭記念公園内)
TEL:(0947)44-5745
開館時間:9:30〜17:30(入館は17:00迄)
入館料:大人210円、高校生100円、小中学生50円。
休館日:月曜・第3日曜・祝日及び休日の翌日・年末年始
駐車場:あり
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