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| 自然豊かな立花町での今からの楽しみはたけのこ掘り体験。町内には農業体験や自然体験を開催している農園やグループが沢山あり、今回は鹿伏地区の「歓交農園DOKOMO田中さんちの農園」にお伺いしました。こちらでは4月16日から5月8日まで、たけのこ掘りとわらび狩りが楽しめます。写真は代表の田中さん。たけのこ掘り体験の詳細の他、農園設立から現在に至るまでのエピソード等をお伺いしました。
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歓交農園DOKOMO田中さんちの農園は平成11年に設立。鹿伏地区54世帯中53世帯が田中姓ということから「どこでも」=「DOKOMO」と名付けられ、10戸の農家が世話人となって実質的な運営を行っています。人手が足りない時は集落の人達も手伝ったりと、集落全体の取り組みとしても定着。代表の田中さんにお話しをお伺いしました。農園のみなさんの本業は生産農家。平成9年、鹿伏地区の区長をした田中さんが宮崎県にある南郷村の村長さんの講演を聴いたのが同農園を立ち上げたきっかけだそうです。
田中さん:「南郷村は
百済の郷 ちゅうて韓国との交流ば盛んにしよって。その話を聞いてこれば取り入れよう思うて。その話を持って帰ってきてから、常会に『みなさん、まず夢を持ちなさい!』ち。夢を持って計画を立てて、実行に移るか移らんかはわからんばってん。どげん年寄りでも『夢を持ってください』と呼びかけてね。『こういう風にして交流人口を増やしたならどうでしょうか。竹の町ですからたけのこ掘り、みかん狩りとか、そういう風な活動にして、勉強させてもらってよかろうか?』ちゅうごた風に常会に掛けてから、そして『そらー、やってみろうか』ちゅうごた風になったったい」
農園を始めて
「まずたけのこ掘りから始めようちゅうて、最初の年に3日間ぐらいお客さんを入れたったい。料理もほんなら出そうと。とにかく料理1,000円、たけのこも3本付けて1,000円ちゅうことでね。延べ50人ぐらい入られたったい。秋にはみかん狩りが新聞にも載ったし。載ったらもう次の日からものすご、お客さんが『新聞見ました』ちゅうてさ。そういう風な感じで始むっとその(お客さんの)友達の口コミでずーと広がってね。そして、観光会社がものすごいお客さんを連れてこらっしゃったじゃ。また、福岡市を中心に公民館活動としてね、老人クラブや子供会とかの利用のお客さんがものすごい増えてきとるわけじゃん。そんから先は毎年、たけのこ掘り、みかん狩りはもう、ずっと続けて来やるたい」
苦労よりも喜びが大きい
「あんまりこれにこだわるちゅうことば、頭から思っとらんけんね。お客さんはあるしこちゅう思っとるけんが。お客さんが少なかけん、どうしてか寄せやんちゅうとば、まず考えんめえが。まあ、苦労っちゅう苦労はなかね。立ちあぐるまでは色々やっぱり、勉強会てろんな、したばってんくさ。当然、設備も整わんとできんし、必ず水の検査もせなんといかんし。他のもんに言わすっと、俺がしよっとが苦労ちうごた風に見るばってんね。たいがいな世話はあんまり気にはならんほうけんが。苦労よりも年寄りから子供まで交流が増えて、友達が増えた方が影響が多きかごたんね」
また、集落の予算で公民館のトイレを増設し全部水洗に。お客さんに綺麗なトイレを気持ちよく使ってもらえるというのも喜びだそうです。写真は福岡からたけのこ掘りに来た子供達。
普通通りによか
「いつも仲間に『特別上手にもてなす事はいらんぞ、普通通りによか』ち言うたい。子供んでん悪か時は我が子以上に怒ったりする。褒めやんときは褒めたりしてね」
「昨年なんかは子供達がみかん狩りに来た時にみかんを投げて遊ぶ子のおったけんね、それば俺がものすごい怒って。もう最後は泣いたごたなったばってん、俺はもうずっと止めんな怒ってね。そしたら一人の子は落とっとば、抱えて『もったいなか』ちゅうて拾って上がってきて・・・」 「みんな最後にお礼の挨拶ばちゅうて先生が寄せらすけん、みんなに怒りながら『このみかんはね、お前らこげんしていっぱいあるけんが、ボールの代わりに遊んだりしよるばってん、お前どんがお父さん、お母さん達から貰いよるお金と同じぜ。自分達はこのみかんがお金になる。そいけんお前どんがお金を投げよっとと同じ。お金なら投げんめーもん』ち言うて、説明ばして。そして、『この子(拾ってきた子)はお前どんが投げよるみかんば拾ってきて、もったいなかちゅうて持ってきたけん。こげんよか子もおるとぞ』ち」
筋道の通る話なら
「ばってんそげんして、怒ってやっとくとその次に来てね、えらい立ち直って親から喜ばれたりする事もあっとたい。そいけん、悪かとこは悪か、良かとこは良か、筋道の通る話ならどげんしたってよかけんち思って、いつもそげんか接し方ばしよったいね」「(何度も来てくれるお客さんとも)だんだん個人的な付き合いになって、(たけのこ掘りに)マイカーで来るもんなん、掘ったたけのこを家で湯がいてからね。そんか時は弁当ば持ってきてもらって、昼食を一緒に食べながらね。『なら、わらびば採りに行こうか、ふきば採りに行こうか』ちゅうたりしてね。そういう時間のあるもんなん、そげんしてやったりね」
特別なことをせず、普通通りに接して喜んでもらう。それこそが長く続けられる秘訣であるようです。また、お客さんもそんな鹿伏の皆さんの人柄が何よりも心に残り、何度も訪れるのではないでしょうか。
たけのこ掘り体験
インタビューの後、たけのこ掘りの竹林まで案内してもらいました。公民館横の小道からゆるやかな山道へ。現地に到着すると美しい竹林が現れました。ゆるやかな斜面で、これなら子供やお年寄りでも安心です。
早速地面を足で探りながらたけのこを探し始める田中さん。落ち葉の膨らみでわかるのか、早くも1本目を発見。持ってきていた桑であっという間に掘り出しました。そしてあれよあれよという間に計3本も見つけた田中さん。下草の中からチラッと出ているたけのこの芽を探す眼力はさすがです。
新春の味覚たけのこ。自分で掘り出したたけのこの味は格別なものがあります。家族で、ご夫婦で、そしてグループで、立花町の自然と味覚を楽しんでください。
他の観光農園
また、立花町には農家民宿「大道谷の里」や、夢たちばなビレッジ(主に宿泊客を対象)など、たけのこ掘りを体験できる施設があります。立花町としても都市農村交流の取り組みを行っており、多くの農家の方が参加。たけのこ掘りや農作物の収穫体験の他、農作業の手伝いまで色々と体験できます。詳しくは立花町観光協会までお尋ね下さい。
さて、コンテンツ2では立花町観光スポットをご紹介します。スタッフおすすめのコースは午前中はたけのこ掘り、午後は観光。立花町で自然に触れて、人に触れて、ゆったりとした休日を過ごしてください。
●お問い合わせ
歓交農園DOKOMO田中さんちの農園 (鹿伏公民館)
所在地:福岡県八女郡立花町白木4346-2
TEL:(0943)35-0253(代表:田中 外出もあるので朝・夕に)
期間:4月16日〜5月8日
体験時間:筍掘り、わらび狩り合わせて約1時間半
体験料金:筍掘り・わらび狩り(筍3本付)1,000円
食事料金:大人1,000円、子供(〜小学生)500円、
わらび狩りのみの場合は500円。
休日:期間中なし
駐車場:あり(鹿伏公民館)
※マイカーの場合、鹿伏公民館に駐車。着いてから田中さんに電話するとわかりやすい。
※10時半頃からたけのこ掘り、わらび狩りの後昼食というパターンが多いとのこと。
※ 昼食(公民館にて)をとる場合、前日まで必ず予約を。たけのこ掘りのみの場合も念のため予約を。 たけのこ掘り及び観光について
立花町観光協会
TEL:(0943)23-5141
所在地:福岡県八女市立花町大字原島95-1(立花町役場横) |
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