キャンプシーズン到来!キャンプ大特集

キャンプ体験in阿蘇〜キャンプの準備編〜

一心オートキャンプ場

13:00 チェックイン

 マゼノ渓谷から再び国道212号線に戻り、黒川・満願寺温泉方面を目指します。そしてさらに山の奥へ奥へと進むと、「一心オートキャンプ場」の看板が見えてきました。坂道の両脇には管理棟とバンガローが並び、登りきったところがオートキャンプサイトです。ここもまた、見晴らしのいい場所で、見渡すかぎり山、山、山。

私:「こんなロケーションでキャンプができるなんて、最高!」

 鉄人は、キャンプ場に着くなりテントを張る場所を探しはじめました。

鉄人:「土の上だと小石や砂が多いので、テントの床がボコボコになって寝心地が悪くなる。しかも雨が降ったら水がたまって悲惨だぞ」


 というわけで、芝生の生えている丘の上を選びました。そしてさっそくドームテントと、日陰を作るためのタープを張り、鉄人お手製の食事用テーブルも組み立てて、ハード面は完成です!最近のテントはとても機能的でわかりやすく、女性でも簡単に組み立てられますよ。しかし、日中で最も暑い時間帯での作業に汗はダラダラ、喉はカラカラ。すっかり2人とも無口になってしまいました。

 鉄人:「暑ち〜!おい、ちょっと休憩するぞ」

タープの下に逃げ込み、椅子でダラリと休憩する2人。クーラーボックスからよく冷えた缶ビールを取り出してぐいぐい飲み干します。作業を終えた後の一杯がこれまたうまい!鉄人が持ってきたラジオでFMを聴きながら、しばしぼんやりとしていました。青々と繁った山に、鮮やかな青空、そして白い雲。まぶしい日差しの中で、全てがくっきりと輪郭を持って見えます。

私:「このままボーッとしていたい・・・」

14:00 料理開始

 おっと、このままでは本来のキャンプ体験レポートの使命を忘れてしまう。すでにビール2本を空けていた私たちはのろのろと重い腰を上げ、料理の準備に取りかかります。

鉄人:「まずは食器や食材を洗おう」

 阿蘇高原の冷たい水で米を研ぎながら、早くヘルプ人員が来てくれないかな〜と願っていました。そこへ、「お待たせ〜」と予定より早く同僚たちが乗った車が到着しました。やった!みんなで分担すれば楽になるぞ!

 鉄人がてきぱきと作業を指示し、みんなで分担して積極的に働きます。キャンプの時だからこそ皆で協力するのが楽しいのです。男性陣は枯れ木を拾いに、女性陣はサラダ・バーベキュー用の野菜を切ります。

 ところで今回の食事ですが、"阿蘇の食材にこだわった大胆な料理"に挑戦です。

●高菜チャーハン

 まずは阿蘇の火山灰土で育まれた良質の高菜を使った高菜チャーハンです。さっそくご飯を炊くのですが、キャンプといえば飯盒でご飯を炊くというイメージが捨てきれず、本格的に炭火を起こすところから始めることにしました。

 鉄人:「炭はなかなか火がつかないから、下に新聞紙を丸めて敷きつめて、その上に枯れ木を乗せて炭を置くのがいいだろう。そして新聞紙に火を付けて火を起こすんだ。今回はチャーハンにするので、水は少なめにしてやや硬めに炊こうか。最初は強火で炊き、水が噴き出してきたら、火から離すか炭を少な目にするかして、中火にする。パチパチと音がしだしたらそれは「おこげ」ができている印だ。火から飯盒を下ろし、ひっくり返した状態で20〜30分置いておくとふっくら仕上がるぞ」

飯盒は男性陣にお任せ。微妙に火加減を調節するため、手を真っ黒にして炭を除けたり、うちわでパタパタと仰いだりして頑張っています。えらいぞ。

仕上がったご飯を皿に盛り、虫よけの網の中に入れてしばらく冷まします。これがパラパラした炒飯を作る時のコツですよ。

 最後に、ほどよく冷めたご飯に物産館で買った高菜を混ぜます。ここでも男性陣が頑張ってくれました。絶妙な油加減に、中華鍋を巧みに操り炒める手さばきは職人並み。鉄人も私も思わず見とれてしまいました。

●地鶏の蒸し焼き

 次の料理は、ダッチオーブンを使った地鶏蒸しです。よく太った地鶏を丸ごと調理するのが、鉄人ならではの大胆さです。

私:「トサカの形や鶏の表情まではっきり分かりますね…」

鉄人:「ちょっとえぐいけど、まあ誰か食べるだろ」

ちょっと引いてしまいましたが、気を取り直して調理に取りかかります。地鶏の腹を裂き、その中に塩・コショウで味つけしてニンニクを入れた食パンの耳をつめます。

 次に、ダッチオーブンを熱してオリーブオイルを引き、地鶏を中央に置いて、じゃがいも、にんじん、トウモロコシ、ハーブ(ローズマリーとか)を周りに入れて蒸します。このへんは好みに応じていろんなものを入れてもOK。

 蓋を閉めると、その上に石と炭を乗せます。これは、オーブンの役割をするために上と下から火を当てるためです。1時間後ピーマンとパプリカを入れ、その後30分蒸すと、完成です。けっこう時間がかかるんです。蒸している間に他の料理を作っちゃいましょう。

鉄人:「でも所要時間は火加減と風の強さにもよるぞ」

●チーズフォンデュ

 阿蘇といえば牛、そして新鮮な牛乳。というわけで、3つ目のメニューはチーズフォンデュです。フォンデュに最適といわれるエメンタールチーズとグリエルチーズを、溶けやすいように薄切りにします。量は1:1の割合です。

私:「チーズフォンデュって、ただチーズを溶かすだけですよね?簡単、簡単」

鉄人:「いや、フォンデュはもっと奥が深いんだぞ」

そうです。ここからが鉄人のこだわり料理法なんです。フォンデュ用の器の内側に、にんにくを塗って香りを付けます。それに、白ワイン+少々のコーンスターチ(とうもろこしの粉)を注ぎ、煮立ってきたらチーズを投入し、コンロにかけてトロトロになるまで溶かします。香り付けにナツメグとキルシュ(さくらんぼのお酒)を入れて、完成。

私:「なんと、フォンデュにはこんな微妙な味つけが加わっていたんですね」

さて、一体どんな味になるんでしょうか?楽しみですね。

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アウトドア編キャンプ準備編露天風呂と宴会編

一心オートキャンプ場
阿蘇郡南小国町満願寺2849 電話(0967)44-0509
国道212号線から県道40号線に曲がり、県道317号線を黒川温泉方面へと進む日田ICから車で70分
オートキャンプ:大人1,500円、子供700円。
バンガロー(小)5名まで13,000円〜、それ以上は一人につき1,000円。バンガロー(大)10名まで30,000円、それ以上は一人につき1,000円。入浴料:大人500円、子供300円。


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