| 熊本城本丸御殿を見てさるこっ! | ||||||||||||||
集合場所のおてもやん像から移動し、「頬当(ほほあて)御門」からスタート。熊本城の歴史を交えながら「どういう工夫がしてあるのかを考えながら、城を巡ると面白い」と教えてくださったのはボランティアガイドの長野キン子さん。確かに難攻不落の城と言われただけあって、天守3、櫓49、櫓門18、城門29を持つ豪壮雄大な構えは圧巻です。 「首掛石」の言い伝えを聞き、次は風向きのおかげで唯一焼け残った「宇土櫓」へ。国の重要文化財にも指定されており、その重厚感がなんともいえません。 内部は、鎧を着たまま歩ける「武者走り」という幅の広い廊下や、敵が刀を振り回せないよう梁が低くなっているなど、戦いを想定した工夫が。最上階にある、見張りの為の廻縁(まわりえん)など天守
閣には見られないものばかりです。
送迎の挨拶をする「式臺之間(しきだいのま)」を経て、大広間の中で最大の広さを持つ「鶴の間」へ。この広間の入口に立ち、奥まで見渡すと「千畳敷」と言わしめた「本丸御殿」の壮大さが実感できます。そして藩主会見の間である「若松之間」の奥が、本丸御殿最大の見所となる場所で、最も格式の高い藩主の居間、「昭君之間」です。
部屋の名前が表すように、正面には古代中国の四大美女の一人、「王昭君」が描かれています。絵師に賄賂を渡さなかった為、醜い絵を描かれ、その絵を見た皇帝により外交のために匈奴の王へ嫁がされたという女性です。また、「昭君之間」は「将軍之間」の隠語で、豊臣秀吉の子「秀頼」を迎える為に作られたという説もあるようです。床壁、襖、格天井に描かれた金碧障壁や細工はどれをとっても本当に豪華で見事でした。 |
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