■銀河高原ビール 阿蘇白水工場
山の中腹に堂々とそびえる阿蘇白水工場。外観も新しくピカピカだ。周りを見渡すと、白水村を一望できて何だか気持ちが大きくなる感じ。
 さっそく工場内見学。普段は吹き抜けのガラス越しに工場を見下ろす形になる。所要時間は約15分。醸造課長の本村さんから、たいへんわかりやすい説明を受けた。
毎日24000リットルの新鮮なヴァイツェン(小麦)ビールがここで作られる。原料はドイツ直輸入の大麦・小麦・ホップ・発酵させるためのイースト。マイスター(職人)ももちろんドイツ人だ。「えっ、じゃあまんまドイツビールじゃん?」ご心配なく、ちゃーんと使ってますメイドイン白水。工場裏に貯めてある白水村の名水は、銀河高原ビールの大切な材料なのだ。名水に恵まれた環境で作られるビールはおいしいだろうなあ。
 今回は特別に工場内も見学させてもらった。
かおりとコクを出すために、上面発酵というユニークな方法で作られている。(市販のビールは下面発酵だ。)ここの巨大なタンクは全てコンピューターで管理されている。「これだけの量だと、製造よりも管理の方が大変です。常に+5℃で保管しなくてはいけませんからね」と本村さん。うーん、コンピューターさんは偉いなあ。
ここで、できたてのビールを飲ませてもらった。それまで少し苦手だったビールの苦いイメージがうそのように、クセがなくあっさりしてとても飲みやすかった。ビールってこんなにおいしかったのか・・・と再発見できた。
 銀河高原ビールは、青色の瓶とかわいいパッケージが特徴。グラスについでみると、従来の透き通った色ではなく少し濁っていて、きれいな白泡はなかなか消えないのが不思議だ。軽い口当たりとフルーティーな味わいにすっかりとりこになってしまった。さらに「イースト(酵母)が活動したままの生きたビール」なので、体にもよく、便秘解消にも効く。カロリーも少なく、女性に大人気。
よく見ると、どのラベルにも「+5℃で保存してください」と注意書きしてある。「おいしく味わってもらおう」というこだわりが感じられます。
 せっかくおいしいビールなのだから、飲むシチュエーションも選びたい。ここにある420席完備の巨大ビアホールでは、できたての銀河高原ビール(ヴァイツェン)はもちろん、ろ過したすっきり味のピルスナー、苦くて強いスタウトの3種類が飲めちゃう。グラス420円、ピッチャー1,890円。ピルスナーは魚料理に、スタウトは肉料理にぴったり。広い窓から壮大な風景を見ながらのビールはまた格別だ。
 旨いビールにはもちろんおいしい料理がつく。ここのレストランは、昼は35品の和洋中バイキング、夜は一品料理中心。オススメは牛肉のビール煮840円。「桜の時期とゴールデンウィーク、夏休みなどが満席になりますね」とチーフは顔をほころばせる。夏の暑い日においしいビールをきゅーっと飲めたら、幸せだろうな。
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