
「次は水前寺公園〜水前寺公園」
観光客向けの土産店やホテルが多い場所です。また、交通の便が良く繁華街まで20分ほどで着くこと、スーパーも多く日常の買い物にも便利なこと、江津湖も近く自然が豊かなこと、県庁や県立図書館が近いことなどから、地元の奥さまが住みたい町ナンバーワンにも選ばれました。 |
水前寺公園
電停には水前寺公園のイラストや観光マップが掲げられています。さっそく案内板にしたがって公園へ行ってみましょう。スーパーの脇を抜けるのですが、ちょうど昼どきだったので道には自転車がひしめき、買い物客でごったがえしていました。
スーパーの裏手に回り大きな鳥居をくぐると、水前寺公園の入口へ続く参道が現れます。参道には観光客向けの馬刺屋、郷土の菓子屋、休憩所兼団子屋、なつかしのおもちゃの店などが並んでいました。親子連れの観光客が、店先の長椅子に腰かけて団子をほおばっていました。ん〜おいしそ。

参道の奥には水前寺公園の門が建っています。ここで水前寺公園について少し紹介しますね。この公園は、江戸時代、藩主細川家の三代にわたって造園された茶屋の跡です。桃山式の回遊式庭園で、阿蘇の伏流水のわき出る池を海に見立て、富士山をかたどった築山などを順路に配し、東海道五十三次を模したとても優雅な眺めを楽しむことができます。こんこんと湧き出る湧水は、水の豊かな熊本を象徴しており、池には真理、鯡鯉が銀鱗をひるがえしています。
参道付近をうろうろしていると、とても興味をそそられる立て看板を発見しました!顔の部分がくり抜いてあって、そこから顔を出すやつです。最近観光地であまり見かけませんよね?すでに過去の遺物だと思っていましたが、水前寺には健在のようです。し、しぶい。この着物姿の女性はどうやら「おてもやん」のようです。この「おてもやん」は熊本の民謡に登場する女性の名前です。おてもや〜ん、あんたこの頃嫁入りしたではないかいな〜という歌です。聞いたことありませんか?
ちなみに歌詞の熊本弁は、熊本生まれ熊本育ちの私にもよくわかりません。いわんや県外の人をや。メロディーは軽快で親しみやすく、今はサンバ風にアレンジされた「サンバおてもやん」としても生まれ変わり、夏祭りのテーマ曲になっています。お祭りに来られると、「おてもやん」の陽気なメロディーが聴けますよ。
さらに、水前寺公園や九州限定のプリクラも発見。そういえば最近プリクラも下火だけど、観光の記念にどうぞ。パシャッ!
観光地の次は自然を探索してみましょう。路線から少し入った「出水ふれあい通り」を500mほど進み左手に曲がると、ぱっと湖が開けてきます。これが市民のオアシス・江津湖です。上空から見るとちょうどひょうたんのような形をしていて、小さい方が上江津湖、大きい方が下江津湖と呼ばれています。ちなみにここは上江津湖。
江津湖周辺
湖の周りは緑も多く空気も澄んでいて、すがすがしい気持ちになります。近くにはバイパスが通っているのに、救急車のサイレンも車のクラクションもやけに遠く聞こえます。シラサギが湖面を駆け、小さな波紋を作ります。もうすぐ旅立つカモも水面に首をつっこみ魚を捕まえていました。最後の腹ごしらえなのかな?岸では少年が釣り糸を垂らし、川魚を釣り上げていました。
湖の周囲には散歩道が整備されています。耳を澄ますと小鳥のさえずりが聞こえる雰囲気のいい道です。ここでは時間がゆっくり流れている気がします。は〜のどかだなあ。もしこの近所に住んでいたなら、きっと毎日散歩に来ているだろうな。
散歩の途中で、小型犬を連れたエプロン姿の女性とお話しする機会がありました。犬の名前はダイちゃん。犬が大好きな私は、つぶらな瞳にもうメロメロです。
〜江津湖にはよく散歩に来られるんですか?〜
「この近所に住んどるけん、毎日2回は散歩に来とります。ダイちゃんはどうしてもここでおしっこがしたかけん、いっつも散歩ばせがんでこらすとよ〜(注:散歩をせがんでくるのよ〜)」
私と女性が話している間も、ダイちゃんはそわそわ落ち着きのないようす。それでは失礼します、とお別れするとダイちゃんは飼い主を引っ張る勢いであちこち走り回っていました。
岸には貸しボートの店があり、ボートの数も種類もかなりの充実ぶりです。普通の手漕ぎボートもあれば、ドラえもんやピカチュウ、ウルトラマンなど子供に人気のキャラクターが舳先に座っている足漕ぎボートもあります。私くらいの年になると、ピカチュウ号に乗るのは勇気がいるなあ。休日には、カップルや家族連れのボートが湖面をうめつくします。は〜のどかだ。
|