 |
カヌー体験
4月上旬頃、ダム湖は桜に囲まれピンク色に映えます。
カヌーにチャレンジしている二人の様子。 |
15:00 「あめんぼー館」でカヌー体験。
ダム湖の桜を見ながら料理を食べて噴水で遊んで、花見気分は最高潮。ところで、レストランの近くでカヌーを借りて湖に出られるって知ってる?
後輩:「カヌーに乗って、ダム湖からの花見をするんですか?」
そうそう、その通り。というわけで、「レストハウス湖畔」の少し先にある「あめんぼー館」へやってまいりました。ここは、カヌー、ボート、釣り、サイクリングなどのアウトドアスポーツが楽しめる活動拠点です。建物が「あめんぼー」の様な姿をしていることからこの名が付きました。平成12年4月にオープンし、九州各地からお客さんが訪れるほど人気があり、家族連れに多く利用されています。
カヌー体験をするのは、初めての二人。ワクワクしながら、さっそくスタッフの方と一緒にカヌーを選びます。一人乗り用と三人乗り用、合わせて50艇ほどが倉庫にずらりと並んでいます。
二人:「あっ、あのカヌーかっこいい!」 二人は、ひときわ大きいカヌーに興味津々。船底も深く乗りやすそう。ペイントもカラフルなのでとても目立ちます。
スタッフ:「それは、カナディアンカヌーと言うんですよ。一般的にカヌーと呼ばれているもので、二〜三人乗りの舟です。昔、北米のインディアンが水上の移動や、荷物の運搬などの道具として使っていたものなんです。特に湖などでのんびり楽しむのに向いていて、カヌーの上で釣りをされるお客さんもいるんですよ」
カナディアンカヌーへの夢を語りつつも、やっぱり初心者の私たちは、まずは一人乗りのカヌーを乗りこなせるようにならなくっちゃね。救命具を装着して、さっそくカヌー一式を岸辺に運びます。
始める前に、経験豊富なインストラクターに乗り方を教わります。
インストラクター:「カヌーに乗るときは、岸とカヌーの間にパドルを架けて、そのパドルの上に乗って横に滑るようにして乗り込みます。少し揺れますがすぐ安定するので落ち着いて乗り込んで下さい。降りるときも同じ要領でやってください。あと、カヌーの上で立ちあがると船体がひっくり返るので、注意してください」
教わったとおりに、カニのごとく横歩きでパドル(漕ぐやつ)の上を伝って進みます。船体がグラッと動くたびにキャーキャー言っていましたが、なんとか中に滑り込むことができました。
深く腰掛けて体を安定させると、次はパドルの漕ぎ方です。パドルの先の水かきは微妙に角度がずれていて、柄と直線ではないんです。ここがポイント。
インストラクター:「パドルを持つ位置は肩幅ぐらいで、利き腕だけに力を集め、波をかいてすべります。すると、慣れた頃には、ちょうど8の字を描くようなフォームになるでしょうこのとき、支柱側の水かきの角度はちょうど波をすくっていく形になります」
なるほど、水かきの角度が違うのも、左右それぞれが別の働きをするからなんですね。言われたとおりに8の字漕ぎの練習をします。後輩も少し緊張した面持ちで説明を聞いています。「8の字、8の字…こんな感じですか?」インストラクターの目をのぞき込むと、力強くうなづいてくれました。よーし!ついに湖面へと繰り出します。
後輩:「それじゃ、私から行きます。」
後輩が岸をゆっくりと離れました。練習したとおりに8の字漕ぎをやろうとしていますが、水の抵抗をかきわけるのと左右の力加減のバランスが難しくて、初めは、同じ場所をぐるぐる回ってなかなか前に進みません。もちろんあとに続いた私も多分に漏れず、漕げば漕ぐほどその場で高速回転してしまいます。無我夢中で漕ぎまくっていると、いつの間にやら湖のかなり奥の方へと来てしまいました。
後輩:「せんぱーい、どこまで行くんですか〜?」
私:「いや、どうにもまっすぐ進まなくて…ああ、助けて〜」
水の上でポツンと取り残されて、もう頭はパニック状態。いやいや、ここで冷静にならねば。「8の字漕ぎ、8の字漕ぎ…」ブツブツつぶやきながらなんとかパターンを掴もうとします。これじゃ花見する余裕なんてないよぉ。四苦八苦している私たちに、インストラクターがにっこり笑って一言。
インストラクター:「後は、水に慣れて自分で体感してくださいね」
そんなぁ〜。まさに「習うより慣れろ」ってやつですね。20分ほどグルグル回ったり、二人でぶつかりそうになりながら、目が回って一時休憩する場面もありましたが、だんだんコツが掴めてきました。体が正しい動きを覚えてきているのがわかります。というわけで、なんとかまっすぐ、思い通りに前に進むようになりました。
インストラクター:「そうそう、上手上手!数時間もすればすっかり慣れて、スイスイ漕げるようになりますよ」
え、上手?そうっすか〜?誉め上手なんだからぁ。ようやく少し余裕が出てきたので、顔を上げてみると、水面近くから見た風景は、水鳥の眼から見る風景のようでとても新鮮。
そして1時間ほど優雅な湖面散歩を楽しんで、岸に戻ってきました。事故もなく、ひっくり返りもせず、カヌーが満喫できてよかった。カヌーを漕いでいるあいだ必要以上に力を入れすぎたのか緊張してたのか、太股はこわばり腕はパンパン。でも、なんといいますか、さわやかな疲れというか、爽快な気分です。すごく楽しかったです。カヌーにハマっちゃいそう。
満開の時期には、カヌー乗り場の近くもこのように桜がきれいです。湖面から見る桜も、きっときれいなんだろうなあ。次来るときは、もっとする余裕があればなぁ。
●アドレス
水上村あめんぼー館
球磨郡水上村湯山126-1
TEL (0966)49-6011
受付時間:9:00〜17:00。休館日:元旦を除き年中無休。
*料金*
カヌー(1人乗り)1時間1,000円、ボート(3人乗り)1時間1,500円、インストラクター指導料は1回あたり1,000円。シャワー使用1回100円、自転車(マウンテンバイク、電動、二人乗りなど計37台)2時間500円。
⇒詳しくはこちら(株式会社みずかみホームページ)