<桜の花について>
日本の国花であり、シンボルでもある桜。日本国内にどれほどの種類が咲いているのかご存じですか?
桜は、バラ科サクラ亜科、サクラ属の樹木です。北半球の温帯と暖帯に分布し、一部、果実を食用にする種類をのぞけば、そのほとんどが東アジアに自生しています。主な自生地は中国で、中国には、33種の野生種があるといわれています。
日本はというと、実は基本的な野生種は9種ほどしかないのですが、人工的な品種改良が盛んにおこなわれた結果、野生種と呼ばれるものだけで100種以上、さらに園芸種では200種以上もの桜が自生するようになりました。桜を愛で鑑賞する日本独自の文化が影響していると言えますね。
桜の樹木は、分類するとヤマザクラ群、エドヒガン群、マメザクラ群、チュウジザクラ群、ミヤマザクラ群、カンヒザクラ群の6つに分けられます。
<自生種の分類>

ヤマザクラ
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八重桜
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ヤマザクラ群: 日本の桜を代表する品種の多くを含む桜群。野生種も多く、ヤマザクラ・オオヤマザクラ・カスミザクラ・オオシマザクラなどがある。
エドヒガン群:日本では東北地方から九州にかけて分布する桜群。老木になると樹皮に縦裂が入るのが特徴的。葉よりも先に花をつける。
ミヤマザクラ群:主に中国南西部に分布しており、約5種類ほどの野性種が確認されているが、日本ではミヤマザクラ一種のみ。九州以北の亜高山帯に分布し、開花期は5〜6月と遅い。
マメザクラ群:花も葉も小さく、樹木も低木、葉の縁が欠刻状の鋸歯になっているのが特徴的。いわゆるフォッサ・マグナ地域に多く分布している桜で、火山活動によって新しく誕生した種と考えられている。
チョウジザクラ群:萼筒が長く、花弁は小振りで、断面からみると「丁」の字のように見えるため、この名がある。葉や花柄、萼などが立毛しているのが特徴。
カンヒザクラ群:もともとは中国や台湾にかけて分布する桜群で、日本に野生種はない。寒緋桜の名のとおり、早春の寒い時期から開花し、濃い紅色の花をつける。
*おまけ*
サトザクラ類:自然交雑や人工的な交配が施されて誕生した桜の総称。日本全国で最もポピュラーな桜・ソメイヨシノ(染井吉野)は、エドヒガンとオオシマザクラをかけあわせたもので、こちらに属する。健康食品にも使われる「ウコン桜」もこちらに含まれる。
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ソメイヨシノ
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ウコン桜
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