夢小蔵の内部
夢小蔵の中です。ここには山鹿市の歴史についての説明、芝居小屋で使った小道具類の展示、八千代座の壁に掛けられていた数々の宣伝ポスターなどがあります。私が特に気になったのは、宣伝ポスター。もちろん筆文字で、絵柄も着物姿の女性が多いですねえ。○○酒屋とか××薬屋とか、地元の商店の看板が多いのが特徴。もちろん英語は一切使われてないので、妙に新鮮でした。
玉三郎さんの衣装の前
夢小蔵で一番の見所はやはり、ここ八千代座で公演した板東玉三郎さんが寄贈した衣装です!玉三郎さんは、平成元年に「ぜひここで歌舞伎をやってみたい」と希望し、翌年から平成8年まで合計9回公演し、八千代座は全国的に有名になりました。その衣装、玉三郎さんご自身が長身だけあって、ものすごく大きいんです。しかもご自身でデザインされたとか……純白の生地に純白の刺繍で、とても繊細でした。
玉三郎さんの他にも、長谷川一夫さんら有名人の地方公演の際に八千代座が使われたとか。八千代座の歴史を知ることは、山鹿の文化レベルの高さを知ることにもなりました。また、今回の大修理の陰には、市民団体の募金活動があったことも、市民の八千代座への関心の高さと熱意を感じ取ることができますね。 |