山鹿「レトロスポット」めぐり 古代ロマンと伝統文化と温泉のまち

 日輪寺は、たくさんの見どころがある有名なお寺です。赤穂義士の遺髪が祀ってあるという日輪寺。ツツジの名所でもあり、春には35,000本もの花が咲き乱れる日輪寺。見上げるばかりの巨大な大佛像(おびんするさま)がそびえ立っている日輪寺。この禅寺の持つさまざまな顔を取材してみました。

大石内蔵助
 楼門をくぐると、平日で人が少ないせいか、シーンと静まり返り、厳粛な雰囲気に包まれています。なんだか、砂利を踏む音だけが辺りに聞こえる中を歩いていると、もうそれだけで御利益がある感じ。「おや、なんだか消防服を着たおじさんの銅像が建っているぞ。」と思ったら、大石蔵之助さんの像でした。よく見ると、吉良邸に討ち入ったときに役者さんが着ている、テレビでおなじみの火事場装束姿?だったんですね。なぜ、大石内蔵助がここ日輪寺にたっているのか?赤穂浪士とここ山鹿は、どういう関係があるのかな?
遺髪塔
 実は、吉良邸に討ち入った47士のうち、大石蔵之助ら17士が江戸の細川邸に預けられたという事実があったのです。そして切腹の日まで親切に彼らの世話をした堀内伝右衛門という人がその遺髪を貰い受けて、ここ日輪寺に供養塔を建てたといいます。なるほど、赤穂浪士と日輪寺はそういう縁があったのか…。17義士がまつられている遺髪塔の前に立ちます。年末にテレビでよく見かけるあの人たちが、ここにまつられているのかと思うと、不思議な感覚です。
 ここ日輪寺では、彼らを供養するお祭り・義士まつりが毎年2月に催されています。今回の取材では時期的に取上げられず、残念。しかしというのもなんですが、義士たちが当時食していた料理を再現した「義士膳」というものが、山鹿市内の観光ホテルなどで特別に食べられるらしい!ちょっと興味あり。
巨大な仏像
 美しく質素な池や庭園を抜け、どんどん階段を上っていくと・・・な、何だこりゃ?超巨大な仏像が目の前にどーんと半臥しています。思わず足が止まっちゃいました。これが全長30m、幅10mの大佛(びんずるさま)かぁ。とにかく大きい!ちょうど大佛さまのお腹の部分に当たる場所に、金ぴかの大仏様がまた寝ておられて、その像と自分の体の悪い部分を交互に撫でると、病が治るらしい。なんにも悪いとこはないんですけど、保険?のために撫でておこう。お香のにおいが立ちこめて、何とも渋いムード。
ツツジ園のPR
 この特集をみて日輪寺に興味を持ったあなた。ここに来るなら、先程の「義士まつり」を見にくるのもいいですけど、なんといってもここのつつじ園が満開の時期が、本当に美しくてイチオシです。その証拠として、過去の写真から満開のツツジの様子を紹介しましょう。どうです、見事なものでしょう。一番の見頃は4月半ばから5月の初めごろです。ゴールデンウィークを利用したりして、この満開のツツジを見にきませんか?
お問い合せ
日輪寺
山鹿市杉1670 TEL(0968)44-6721

おびんずるさま
拝観料:大人300円。拝観時間:夏8:30〜18:00、冬9:00〜17:00。

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