| つなぎ温泉四季彩
16:00 つなぎ温泉四季彩到着
河口から再び物産館の駐車場に戻ってきたふたりですが、これは川向こうの温泉センターへ行くためです。石橋を渡ると、川と絶壁にはさまれたきのこ型の木造の建物が見えてきます。これが、「つなぎ温泉四季彩」です。平成6年にオープンした温泉センターで、外観もさすが津奈木町らしくお洒落です。遊び疲れて汗もかいたことだし、ゆっくりお湯で体をほぐしたいと思います。
館内は、木をたっぷり使ったぬくもりのある空間です。カウンターで入浴手続きを済ますと、モノレールに乗られますか?と尋ねられました。
後輩:「モノレール?」
私:「ここには、モノレールで登る展望露天風呂があるのよ」
きょとんとする後輩の手をひっぱり、いざモノレール乗り場へ。
6人乗りの小さなレトロ調モノレールに乗り込み、係員の方が操作してくれます。
後輩:「うわぁ、面白い」
私:「温泉センターでこんなユニークな体験ができるのは九州でもここだけなんだって」
ゆっくりと上昇していく車内からは、かなり良い眺望が見られます。童心に戻ってキャアキャア騒ぐ私たち。絶壁に沿って30mもの高さまで登ると、展望露天風呂に到着です。
展望露天風呂
いそいそと脱衣し、家族湯のようにアットホームな露天風呂に浸かります。先ほど舞鶴城公園の展望所とさほど変わらないほどの展望が広がっていました。谷を縫って走る三号線、美しい水田地帯、谷間の向こうには不知火海が光っています。
後輩:「こんなに高い温泉って、なかなかありませんよね!」
私:「いい眺め〜」
お城から町を見下ろすお姫さま気分で、津奈木町の眺望を独占してしまいました。開放的すぎてちょっと恥ずかしいけど、たまにはいいよね。赤茶けた弱アルカリ性単純温泉の湯はぬるぬるした手触りで温めなので、長時間のんびり浸かることができます。
その他の温泉
露天風呂を満喫してほくほく顔の私たち、今度は大浴場やサウナに入ります。
私・後輩:「こちらが大浴場へ続く洞窟トンネルでございま〜す」
神秘的な洞窟風のトンネルにも木の香りが漂い、どんな温泉が待ち受けているんだろうとワクワクしてきます。モノレールといい洞窟といい、お客さんを楽しませる演出が上手いですね〜。
トンネルを抜けると、大浴場と露天風呂があります。露天風呂はやや熱めで、一気に疲れを取ってくれます。純和風の庭園と繊細な滝が配置され、山里の素朴な雰囲気が漂います。う〜ん、風流だなあ。
大浴場もかなり広く、思い切り全身を伸ばします。化粧も落とし汗も流しリラックス。あ〜やっぱり温泉はええなあ。体の芯まで温まりますね。なんて会話を交わしながら、たっぷり時間をかけて体を湯に浸します。大浴場の他にも、うたせ湯、低周波風呂、エステ湯、気泡湯、冷水浴、サウナなどが揃っています。後から入ろうね。
長風呂から上がって、ロビーでジュースを飲みながらゆったりとくつろぎます。
私:「ぷは〜やっぱ風呂上がりの一杯はいいねぇ」
後輩:「お茶で満足しちゃっていいんですか、先輩?」
私:「だって、帰りも運転交代しなくちゃいけないから、ビール飲めないじゃん・・・。次は泊まり込みで来ようよ」
館内には、大小の休憩室や物産品コーナー、レストランもあります。レストランで人気なのは四季彩定食1,300円、刺身定食1,000円、太刀魚の刺身400円や塩焼き400円、甘夏ジュース200円だそうです。「津奈木町の太刀魚は、一本釣りで仕入れるので、傷もつかず体も大きいんですよ」と従業員の方も大プッシュです。
重盤岩眼鏡橋
湯上がりさっぱり卵肌の私たちは、重盤岩眼鏡橋という石橋を渡り、石畳の道に沿って駐車場に戻ります。このシチュエーションも憎いですね。
後輩:「川の水が透き通ってますね」
私:「うん、川魚もたくさん泳いでるし」
美しい清流を眺めながら、テレビドラマの「湯けむり美人OL」になった気分で(浴衣を着ていればもっと絵になっていたんだろうけど)車へと戻りました。
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