停車駅が楽しい肥薩線 その1

【大畑駅(おこばえき)】

スイッチバック 大畑駅では、スイッチバックとループ線が体験できます。スイッチバックとは、急な坂を1度でのぼりきれないため、進行方向を変えながらジグザグに登る走行のことです。 また、駅舎内に名刺を貼ると出世すると言われているので、大畑駅には所狭しと名刺が貼られているんですよ。
給水塔 駅舎のすぐ隣にある石造りの給水塔跡は、開業当時のもの。当時は必ず大畑駅で停まり、たっぷり給水してからさらに険しい矢岳駅への勾配に挑んでいきました。この給水塔跡とホームにある水盤は駅舎とともに近代化産業遺産に認定されています。

【矢岳駅(やたけえき)】

スイッチバック 肥薩線で最も標高の高い駅で、開業当時のままの木造駅舎は風格さえ感じます。また構内には人吉市SL展示館があり、D51 170が展示されています。現在、この「D51」の運行再開へ向けた署名活動も行われています。